Interview

SCIX 20th Anniversary

SCIX創設20周年WEB連載企画
―それぞれのSTORY―

SCIXラグビークラブメンバー
Interview

2020年に創設20周年を迎えたSCIXでは、様々な人々が「個の自発性(ボランタリー精神)」を表現する場としてSCIXに集い、「Sports & intelligence」の活動理念のもと、地域密着型のクラブライフを楽しんでいます。中でも「個々人がそれぞれのレベルに合わせてラグビーを楽しむ」SCIXラグビークラブでは、それぞれの背景を持つ選手たちが、ラグビーを通して自らの人生を豊かにすべく、それぞれのSTORYと向き合っています。

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竹内 佳乃(たけうち よしの)さん

三重ホンダヒート アナリスト
1996年兵庫県神戸市出身

「ラグビーに関わる仕事がしたい」―。父親が申し込んだ女子セブンズの「アカデミーセレクション」を突破、五輪種目になった女子セブンズの代表選手を目指して歩み始めた女子高生は、やがて大学への進路で選手ではなく、選手を支える道を選択。さらに見聞を広めるため留学したNZでアナリストという職業があることを知ると、「0から」の猛勉強で今はリーグワン唯一の日本人女性アナリスとして「三重ホンダヒート」の分析部門を支える。

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甲斐 隆盛(かい りゅうせい)さん

兵庫六甲農業協同組合勤務
1996年千葉県出身

SCIXラグビークラブの中でも一般の部はここ数年、15人の試合メンバーがギリギリという厳しい時代が続いていた。その再建を託されたのが、社会人2年目でキャプテンに抜擢された甲斐隆盛。「ネガティブなことは一切言わない性格」でラグビーキャリアや年齢差を超えて人を惹きつけ、3年間でチームを再建し、今季の7人制大会で初優勝。「ラグビーが好きで、楽しいから!」という仲間と共に「自主性を大事」に歩みを進めている。

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大藤 勇太(おおふじ ゆうた)さん

外務省勤務
1994年兵庫県猪名川町出身

父親に手を引かれ5歳からスクールで始めたラグビーは、SCIXで伝説のプレーヤーたちの指導を受けて萌芽。そこで鍛えられたプロフェッショナリズムやハングリー精神は、京大ラグビー部時代はレギュラー争い、外交官を目指し挑んだ公務員試験では猛勉強の支えとなる。外務省職員として英国留学中の現在、理想の存在として描く故・奥克彦大使のように、ラグビーを通して日英親善・国際親善に資する人材を目指して勉学に取り組んでいるー。

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志村 大智(しむら だいち)さん

キリンビール株式会社勤務
1994年兵庫県川西市生まれ

兵庫県川西市の自宅からSCIXの活動拠点・灘浜グラウンドまで片道2時間ー。それでも高校時代の3年間、楽しく通えたのは多様な環境に属する同世代の仲間たちと「ラグビー」という共通点を通して宗教や文化の違いを超えた交流ができたから。その貴重な経験とSCIXで育まれた「まずやってみる!」精神で、京大ラグビー部主将の重責を担い、現在は社会人コーチとして2022年の京大ラグビー部創部100周年に向けFW陣の強化に取り組んでいる。

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上田 敬博(うえだ たかひろ)さん

鳥取大学医学部付属病院救命救急センター 教授
1971年福岡市生まれ

救急医をやりながら寝ずに練習に通ってくる-。クラブ内では“ちょっと変わった人”で知られる上田氏のラグビーへの情熱は、小学6年生で観た平尾誠二さんの華やかなプレー、中学生で観た武藤コーチの泥臭いプレーへの憧れから。そこで学んだ「One for all, All for one」のラグビー精神は、「みんなの力が一つになって、一人の命が助かる」救命救急医療現場の指導医として、若手医療従事者の育成へと活かされている。

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