■ 第2期 『SCIX近畿セブンズブロックアカデミー』
第9回女子セブンズ練習会 
日時:2012年11月18日(日)12:00~15:00 
場所:神戸製鋼灘浜グラウンド人工芝

11月18日(日)、『SCIX近畿セブンズブロックアカデミー』の第9回女子セブンズ練習会を開催しました。

まずアップとして、5分間走、リアクションドリルを行った後、1000m測定を実施。皆、全力で走り切りましたが、前回の成績より良い数字を出した選手は少なく残念な結果に。その後、A、Bチーム合同でボールを使った練習へと入りました。
最初にグリッドを使ったハンドリングスキルの練習。今村順一コーチから「ボールをキャッチする人はトップスピードでボールを受けるように!」など指示が入りました。その後、ランパスを実施。これは5人1組で行われ、ハイパントで上がったボールをキャッチするとパスをつないでインゴールまで持ち込みます。誰がキャッチするのかチームでコミュニケーションをとり、キャッチする人が決まったら、他の4人はアタックラインを形成しますが、この時、早く、広いラインメイクをすることを意識しないといけません。そしてパスの後はサポート。これらをポイントに、練習を進めました。そして「パスをしたらサポートする」という意識をつけるためにサポートドリルを実施。
さらに、2対1、3対2の後、2チームに分かれてタッチフットボールを行いました。タッチフットでは、今日練習したスキルを実戦で出していくことを意識してプレーするようにと声がかけられ、特にコミュニケーション、ラインメイク、サポート、スペースへ仕掛けるという4つを意識するようにと今村コーチから指示が入りましたが、試合になると、皆、それができていない様子。大石嶺コーチは「練習でやったことを思い出してプレーしよう。また皆、1回のプレーでトライしようとしているので、何回か縦をついて最終的にトライにもっていくようにしよう」と伝えました。

練習後、今村コーチが「練習でできていることがタッチフットや試合になるとできない。それを出せるようにならないといつまでたっても向上しません。パスしたらサポートすることなどの基本をもっと意識してできるようにしましょう」と総括すると、大石コーチは「1つ1つのプレーを意識してやりましょう。月一回の練習の場を有効に使えるように意識を高めて取り組もう」と話しました。さらに武藤規夫コーチも「タッチフットはもちろん2対1、3対2は試合を想定したシチュエーションでやっている練習。その中で『オーバー』や『マイボール』のコールを出せないと、試合の中でコールできない。もっと試合のための練習を意識するようにしていきましょう」とアドバイスを送りました。選手には、各コーチの言葉をしっかり理解し、次の練習会に臨んで欲しいと思います。

 
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