■ 第2期 『SCIX近畿セブンズブロックアカデミー』名古屋遠征
SCIX近畿セブンズブロックアカデミー vs 名古屋レディースJr.
日時:2012年10月13日(土) 
場所:愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場

10月13日(土)、愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場でジャパンラグビートップリーグ第6節トヨタ自動車ヴェルブリッツvsサントリーサンゴリアス戦が開催され、女性が入場無料となる「ラガールデー」が行われました。この一環として、試合後に、SCIX近畿セブンズブロックアカデミーvs名古屋レディースJr.の女子7人制ラグビーの対戦(7分×3本)を実施。7月22日に行われた第8回北区ラグビーフェスティバル以来の実戦ということもあり、選手たちは若干緊張した面持ちで会場入りしました。しかも相手は、女子ラグビー界を牽引するトップチームです。高校生が中心のジュニアチームのメンバーも非常に鍛え抜かれており、厳しい戦いが予想されました。

SCIX近畿セブンズブロックアカデミーは、まず接点の攻防でプレッシャーをかけ、相手の球出しを遅くさせようとする作戦で試合に突入。1本目の序盤はゲームプラン通りの展開となり、一進一退の攻防が続きます。しかし中盤に入ると、相手のタックルからターンオーバーされ、先制のトライを奪われます。それをきっかけにディフェンスが崩される場面が増え、立て続けにトライを献上。2本目は、大きくゲインされたり、ボールをうまくつながれるなど、終始相手ペースとなり、この試合も敗戦を喫してしまいました。3本目は、相手チームから何名か入ってもらってSCIX近畿セブンズブロックアカデミーの紅白戦を実施。練習では身につけることができないゲーム感覚を養いました。

試合後、SCIX大石コーチは「名古屋レディースJr.は足腰の強さに加え、ラグビーをよく知っています。サポートプレーもうまいですし、味方同士の距離が近く、無理なくボールをつないできました。対して、うちのチームは、パスをもらってから次のプレーを考えているので、スピードに乗ったプレーができなかった」とゲーム内容を総括。神戸甲北高校の財田幸治先生は今後の課題として「アタックでは、ボールを持ったら前に出ないといけません。ボールキャリアを全員でサポートして、ボールを継続すること。今日はそれができずに無理矢理パスしようとして、ミスが出てしまいました。またディフェンスでは、受け身にならずに間に出て常にプレッシャーをかけ続ける。これらを意識して練習に取り組んでいきましょう」と話しました。今回の試合では、練習の成果を発揮することができず、悔しい結果に終わりましたが、これを真摯に受け止め、今以上に練習に励んでもらいたいと思います。
なお招待試合にあたり万全の態勢をとっていただいた愛知県ラグビーフットボール協会に、心より御礼申し上げます。

 
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