SCIX ラグビークラブ 「女子ラグビー部」設立について


Sports Community & Intelligence Complex(以下SCIX:シックス)は、
2016年リオデジャネイロ夏季五輪での男女7人制ラグビーの正式採用を受け、
女子プレーヤーの環境整備と、日本女子ラグビーの普及・育成を目的にSCIXラグビークラブに
「女子ラグビー部」を設立することを決定いたしました。

「全ての人々がスポーツを楽しめる機会を提供する」というSCIXの理念の更なる追求・実現と、
KOBELCO(=神戸製鋼グループ)などの支援を受けながら、
女性にも「ラグビーができる場の提供」と、「神戸からオリンピック選手を輩出する」という
趣旨・目的で女子ラグビー部を設立いたします。

ラグビーは危険なスポーツというイメージがあり、子供自身が「ラグビーをやりたい」と
思っても、親の理解が得られず他の競技に流れてしまう傾向が多々あります。
子供にラグビーを始めさせる際、「危険なイメージ」が大きな障害となっているのが現状です。
しかし、母親にラグビー経験があった場合、経験した者にしか分からない、判断力の醸成や
チームプレーの素晴らしさ等、ラグビーという競技が持つ特異性を子供達に直接伝えて
もらえる事ができ、ラグビーを始めることに対しての抵抗もなくなります。
以上のことから、女子プレーヤーの底辺拡大を図ることで、ラグビーの競技人口増加が期待できます。
結果として、女子のラグビープレーヤーが増えることは、長期的に見ると、
男子を含めた競技人口増加に繋がると考えております。

また、SCIXラグビークラブは、オリンピック選手を育てることだけが目的ではなく、
経験者・未経験者の競技レベルに合わせた指導も行い、「楽しく・安全にラグビーをする」を
モットーに活動していきたいと考えております。もちろん、SCIXから「オリンピック選手を
輩出する」という目標もありますので、高いレベルでの指導体制も整えていきます。加えて、
オリンピックを目指す選手には日本ラグビー協会・女子ラグビー連盟の強化プログラムへの
推薦も行う所存です。



 
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